広川太一郎さんは声優として横綱でした。ロジャー・ムーア, トニー・カーティスの声の演技は本物よりすばらしい!
広川太一郎の写真を見ると、とても明るいキャラクターだったことがわかります。
広川太一郎は声優としてトップスターでした。
広川太一郎さんは声優広川太一郎として大きな足跡を残しました。
広川太一郎さんは日本大学藝術学部演劇学科卒業したのち、どこのプロダクションにも所属しないで、終始フリーの立場で活動しました。
声優 広川太一郎としてまず思い出すのはトニー・カーティスの声です。
トニー・カーティスの甘いマスクにぴったりの声でまるでトニー・カーティス本人が日本語で話しているのかと思うほどぴったりのイメージでした。
「お熱いのがお好き」の軽快なユーモア、「隊長ブーリバ」のユル・ブリンナーの息子役、クリスティーネ・カウフマンとの恋などのシーンはすてきでした。
それも広川太一郎さんの声に酔っていたのかも知れません。「空中ぶらんこ」も好きな作品です。
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声優 広川太一郎はロジャー・ムーアの声を担当しました。
海外の映画俳優は、本人の声よりその俳優を受け持った声優の声が重なってしまいます。
たとえば「刑事コロンボ」のコロンボ警部は小池朝雄さんの声がコロンボの声として定着してしまいました。
声とともにしゃべりの調子までもそれがコロンボと思ってしまいます。
同じようにロジャー・ムーアは広川太一郎さんの声でなければいけません。「007」の3代目ジェームズ・ボンド役の
ロジャー・ムーアの声を広川太一郎さんが担当しました。
その前のジェームズ・ボンド役がショーンコネリーで声が若山弦蔵さんでした。
これも黄金の組み合わせ。それだけに3代目のスタートが心配でしたが、「007 死ぬのは奴らだ」で登場したロジャー・ムーアと広川太一郎の組み合わせも、黄金の組み合わせでした。そのほかに007シリーズは「007 黄金銃を持つ男 」「007 私を愛したスパイ」「007 ムーンレイカー」「007 ユア・アイズ・オンリー」などなど、まだまだ多くの作品に広川太一郎さんは作品の裏で活躍しています。
若山弦蔵さんと広川太一郎さんは声優界の両横綱でしたね。
広川太一郎さんは声優ばかりでなく、数多くのテレビ番組の司会やラジオ番組のディスクジョッキーなどでも活躍していました。
声優として広川太一郎さんのキャラクターが遺憾なく発揮されるのは、コメディー作品における台本にないセリフをアドリブで吹き替えに現れます。
広川太一郎さんの駄洒落のこんな言葉、耳にした記憶があるとおもいます。
「ようっとな」「いいんでないかい」「なんともはや」「・・・っちゃったりなんかして」「はた?」「恥ずらかしい」「きらーん♪」などの駄洒落を交えたセリフ。
後にこれが「広川節」「広川太一郎調」と呼ばれるようになった独特の語り口です。
声優でこんな「広川節」「広川太一郎調」などといわれることは、声優の一番の誇りではないでしょうか。
ある日、広川太一郎さんがインタビューに答えて、「僕がやってきたいろいろな習い事や体験したことなどが混ざり合って、ある種、僕の中にあるドライブ感覚とリズムとテンポみたいなものが相まって、ああいう表現になったのかな。だから、ああいう表現をすることが僕にとって楽しいし、おもしろいしっていうのがあったんじゃないですかね。」と語っていました。
広川太一郎さんにはもっと元気でいて、年老いたロジャー・ムーアを聞いてみたかった!
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